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梅雨の疲労倦怠感(ラジオ小松6月分放送)その①

6月25日ラジオ小松スタジオで6月分の収録があった。
今回のテーマは、『梅雨の疲労倦怠感」です。
6月と言うと、雨の多いうっとうしい季節が到来します。北陸では、梅雨は平年6月初旬から7月20日頃までと言われています。
梅雨の季節になると、何か調子が良くないと言う人が私の薬局ではよく見えられます。
特に女性の方が、この時期に不調を訴えます。
何故、梅雨に体の不調があらわれるか、考えてみると・・・

まず、湿度が高くなると、身体の水の代謝が悪くなり、身体が重い、やる気がないと言った症状が出やすくなります。
その結果、血の巡りが悪くなり、炎症物質(ヒスタミン等)の分泌が多くなり、その為、肩こり・偏頭痛・腰痛などもひどくなってきます。
ヒスタミンは、身体を緊張させる交感神経を刺激するので身体は「ストレス」を感じやすくなり、末梢血管を収縮させ、その結果、手足の冷えが生じてきます。

漢方薬では、急に起こって症状が強いが治る時は早い・・実タイプ(何かが気血の流れを阻害し発生)
     徐々に起こって症状が軽いがなかなか改善しない・・・虚タイプ(身体に必要なものが不足し届かない為発生)
  
実タイプ
気血の巡りを阻害しているものによって漢方薬が異なります。

①気滞 (ストレスタイプ)
緊張や精神的ストレス等によって肝気が停滞し、気血の流れが悪くなり発生。

症状)精神的な原因で、急に疲労倦怠感が生じ。憂うつ感・やる気が出ない、いらいら怒りっぽい等の症状に頭痛・不眠が伴います。
体力的には、衰えてないので運動をしたり声を出したり好きなことに没頭すると、だるさが消失する事が多い。

漢方薬)気血の流れを良くし、疲れを改善する逍遥散を中心に、胸が張るなど気の巡りが悪い時は、気を巡らす香蘇散を加えます。
お茶代わりに、シソの干したものを飲んでおくと気の巡りが良くなり楽になります。
しかし、このような状態が長期に渡ると次第に体力・気力を消耗し治りにくくなるので早めに対処する事をお勧めします。


②湿滞   (水が停滞したタイプ)
暴飲暴食や胃腸の機能が弱い為、体内に余計な水分(湿)を抱え、これが、気の流れを塞ぐ為、だるさが表れてきます。
症状)疲労倦怠感があり、身体が重だるく、むくみがでやすくなり。その他、吐き気や頭がぼんやりする、いつも眠たいなどの症状が伴います。
 舌苔は、白くべったりした苔が生えてきます。

漢方薬)水分の代謝を良くし、気の流れをスムースにする藿香正気散を用います。

食べ物でお薦めは、水はけを良くするインゲン豆・小豆(お砂糖は水はけを悪くします)
かもり(東瓜)などがおすすめ。
11月22日003
楽しい番組になっていますので是非聞いて下さい。
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