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腰の痛み(ラジオ小松9月分放送)

11月22日020
(放送内容)特別、暑い夏が終わり、少しづつ涼しくなると、夏の疲れからいろいろな病気が現れます。
一つ目は、先月お話しした、膀胱炎です。これは、夏に冷たいアイスやジュースなどで身体を冷やしたり、その上寝ている時に足腰を冷やす為、発生します。
二つ目は、腰の痛みです。これも、尿道炎と同じような原因で発生します。
今回は、急性の腰の痛みについてお話しいたします。
日本人の男性のH22年度の国民生活基礎調査によると、
男性では「腰の痛み」が最も高く、次いで「肩こり」、「鼻がつまる・鼻汁が出る」、女性では「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」、「手足の関節が痛む」となっています。男性女性とも腰痛で困っている方が多い事がわかります。
今から、2300年~2500年前に書かれた漢方の原典で黄帝内経素問というものがあります。この中の痛みの条文の所に「風・寒・湿の3気が混じりて、合して痺(ひ)となるとあります。」 痺(ひ)とは、気血が巡らなくなりしびれや痛みが発生すると言う意味で使われます。
特に身体に不要な水分をもった人が、寒さに当たる事で痛みが発生します。
一番多いタイプの
①風寒湿タイプの腰の痛みについてお話しします。
胃腸にお水がたまると、ぐるぐると音がなったり、舌に白い苔がベターと表れてきます。この様な、身体に湿を抱えた人が、汗に濡れたままにシャツを替えないでいたり、雨の中で濡れたままでいると、腰のあたりに風寒という邪が侵入し、気血の流れを悪くさせる為に痛みが発生します。
症状)
腰が重だるく痛み、動作の初めに痛みが強く、動いているとその内、和らぐのが特徴です。その他、身体が冷えたり、膝がむくんだりします。
漢方薬)
寒を除き、湿をさばき痛みを和らげるヨクイニン湯を用います。
身体を冷やさないように寝るときは、長ズボンをはいて予防しましょう。
おすすめは、ヨクイニン30gに小豆30gを20分以上煮詰めてその汁を飲むと解毒作用と利尿作用がありむくみや痛みが和らぎます。
②ぎっくり腰
筋肉の緊張や、ねじれにより気血が通じなくなり痛みが発生します。
過労や疲労が重なり、ちょっと重い物を持ち上げようとしたり、体位変換によって突然腰に痛みが走ります。
症状)突然腰が痛くなり腰を動かす事が出来ず、くしゃみや咳などで痛みが引き起こされ局所に強く痛みを生じます。
漢方薬)
経絡中の気血を巡らし痛みを和らげる疏経活血湯を用います。痛みが強い時は芍薬甘草附子湯を加えます。
特に、夏に汗をかきすぎ、筋肉に栄養が回らず発生しているような場合は、天然塩の梅干しを朝方に食べておくと予防になります。
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